2009年11月26日

台湾でのマスタークラスとリハーサル

昨夜は台北市内の仁仁音楽芸術センターでマスタークラス。
三人の生徒を教えました。
受講曲は、バリオス:大聖堂、ヴィラ=ロボス:エチュード第7番、ロドリーゴ:サパテアード、台湾も徐々にですがレベルが上がってきています。

マスタークラス.jpg

今日は朝から国立台湾総合芸術大学でのマスタークラス。ギター科はまだ7名とのことですが、ピアノや様々な楽器の生徒が50名ほど聴講に来てくれたのは嬉しいことです。

受講曲は
ロドリゴ:アランフェス協奏曲第1楽章
ブローウェル:3つの協奏舞曲より第1、第2楽章
デュアート:イギリス組曲

ロドリーゴとブローウェルはピアノ伴奏が付きました。
こういうレッスンは純粋に音楽の話が中心になるので楽しいですね。

国立台湾総合芸大.jpg

そして、夜は「コンチェルト・ダ・レクイエム」のリハーサルの続き。
着々と完成に近づいています。
指揮の Chang Li-Bin さんの棒は非常に見やすく、また丁寧で感服しています。
来月9日の本番が楽しみです。

レクイエム・リハ.jpg

さて、明日朝8時過ぎのフライトで帰国しますが、実はレッスンとリハの間に、美味しいもの食べまくっています。
帰国してから「うまいもん」をUPする予定です。

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2009年11月25日

パブロ・マルケスとの再会


今日はアルゼンチンの名手パブロ・マルケスと再会、ランチ(四川風のしゃぶしゃぶ)を一緒しました。

パブロは20年前にパリ国際ギターコンクールで優勝、その後キャリアを重ねて、数年前にオスカー・ギリアの後任としてスイスのバーゼル音楽院ギター科の教授になりました。

P1050086.jpg


今回はその弟子で台湾の若手ギタリストとして活躍しているルイス・ツォー(Louis Tsao/写真左)君の招きで来台しています。コンサートは僕の帰国する26日の夜なので残念ながら聴けません。シューベルト/メルツ編の歌曲集、ナルバエス小品集、バッハのシャコンヌなどを弾くそうです。残念!

地球はかくも狭く、またギター界はさらに小さいので、ここ数年パブロとは毎年のように会っています。昨夏はサンフランシスコのGFAで共にゲストとして出演しました。
舞台では数年前に台北ナショナル・ホールでソルの「2人の友」を演奏しましたが、とても楽しい思い出になっています。

久々に話しましたが、相変わらず現代音楽の分野では大活躍しています。新しいCD「ルカ・フランチェスコーニ作品集」の話、先月はブローウェルの室内楽の演奏会、そして最近弾いたカーゲルのフルート、ギター、打楽器の作品についてなどなど話は尽きません。

夕方から市内でマスタークラス、三人の生徒を教えました。
明日もレッスンの続き、午後は再びコンチェルトのリハーサルです。






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2009年11月24日

23回目の台湾


台湾にはもう何回来たことでしょう。
こちらのマネージャーによると23回目だそうですが、まだ中国語の片言もしゃべれない僕にとってまだまだ未知の国です。

昨日は5時に東京国際ギターコンクールの審査を終え、結果発表を待たずして、上野から成田行きのスカイライナーに乗りました。8時のフライトで台北へ、11時過ぎに台北空港に着きました。

コンクール、今回の僕の採点は全く審査結果と一致しました。
松田 弦君の優勝は本当に良かったです。素晴らしい演奏でした。

さて、今回の台湾は12月9日の国家音楽廟「蒋介石シアター」でのギターコンチェルトのリハーサルです。
今日、初日のリハはブローウェルの「コンチェルト・ダ・レクイエム」
オーケストラは台北フィルハーモニー管弦楽団と各音大の学生による混合オーケストラですが、なかなかの実力で驚きました。少なくとも機能的には日本のオケと変わりません。
ヴィヴァルディーは台湾の弟子、ジミー・リュウ君との共演。
ジミーがアランフェスのソロを務め、後半が僕のソロです。
Antonio Vivaldi:Concierto for 2 Guitars in G-major
Joaquin Rodrigo :Concerto de Aranjuez

Leo Brouwer:Hika, in Memoriam T.Takemitsu I (dedicated to S. Fukuda,1996)
Leo Brouwer:Concerto da Requiem, in Memoriam T.Takemitsu II (dedicated to S. Fukuda,2005) *Asian Premier

さて、久しぶりに食の話。

今日の昼は、「處女蟹」バージン・クラブというのを食べました。
処女蟹?名前にも驚きましたが、その味噌たっぷりの身にさらに驚きました。
汽水域にいる上海蟹よりもひとまわり大きいくらいの蟹です。他に「大沙公」という大きな蟹もシーズンのようですが、こちらの方が味が良いらしい。

立派な味噌をご覧下さい!
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下は有名なシジミの醤油付けです。
日本の蜆とは殻の色が違いますね。肝臓に良いというのは台湾人も言います。
リハーサルがあるっちゅうに、やはり少しビールを呑んでしまいました。

ああ、痩せられない!



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2009年11月20日

またまた、ブログを休んでしまいました。

石岡のギター文化館コンサートの後、またまたブログを休んでしまいました。

この10日余りをまとめて振り返ると…

翌日9日と10日は、11日 JTホール「ヴィラ=ロボスの夕べ」でやる “神秘的六重奏曲”とフルートとの“花を分ける” それから13日の大阪フェニックス・ホールでの “ヴィラ=ロボス:ギター協奏曲” のリハーサルを併せて行いました。

で、11日の JTホール無事終了しました。
前半にソロ、そしてN響の首席チェロ藤森亮一さんとのニャタリのソナタをデュオ。
後半は私がセレクトしたギターの入っていない室内楽の数々。一度、生で聴いてみたかった“ショーロス第7番”は楽しかったなあ。ヴァイオリンの松原勝也さんは途中からウクレレのかまえで、見事にカバキーニョのサウンドを作り出していました。

そして最後の神秘的六重奏曲はやはり凄く変な作品ですなあ。
フルート、オーボエ、アルトサックス、ギター、ハープ、チェレスタ他にない編成。
曲もとりとめのない感じだし、途中7拍子やその複雑な分割があって戸惑いますが、慣れてくると何か良い感じになって酔ってくるんですね。その昔、ヴィラ=ロボス没後30年の時(つまり20年前ね)NHKの収録で弾いて以来の演奏でした。

この日は終演後、名古屋に移動。
翌12日朝、大阪の母校/上宮高校に向かいました。ここで後輩たちを相手にアウトリーチ活動の音楽鑑賞会。上宮高校というと野球校というイメージが強く、元木大介という凄い後輩もいるのですが、私が在学している頃は文科系のおとなし〜い学校でした。当時、私の担任だった土井先生が現在の校長先生になられています。

そう言えば、上宮の大先輩に本名が私と一字違いの福田定一(ふくだていいち)こと司馬遼太郎さんがいます。(えへん)ちなみに4年後輩に有栖川有栖という推理作家もいます。(えへん、えへん)この日は、深澤さんという私の前に座っていた同窓生(現在は高校の美術の先生)を誘って舞台でトーク。楽しいひとときでした。

13日は大阪フェニックスホール。ベルリン在住のピアニスト山口研生(けんせい)さんとのジョイントコンサートでした。
久々のバッハとロドリゴの祈りと踊り、そしてJTと同じくヴィラ=ロボスの小品。最後に山口さんの伴奏でヴィラ=ロボスの協奏曲。見事な伴奏で気持ち良く弾け、大いに盛り上がりました。

14日は京都の某所で極秘レッスンの会(参加者六名+聴講多数)
皆さん熱心ですなあ…

さて、15日からやっと次のプログラムの練習に入りました。
ブローウェルの「コンチェルト・ダ・レクイエム」、久々に弾くと難しい〜

でも、そんなこと言っていられません。
22日、東京国際ギターコンクールの審査が終わり次第、成田から台北に飛びます。
4日間オーケストラとリハをして戻ってきます!










posted by 福田進一 at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

石岡/ギター文化館コンサート


今日は、石岡市のギター文化館コンサートは無事終了致しました。
満場の御客様、熱い拍手を有り難うございました。

プログラムは
第1部
タレガ:椿姫幻想曲/タールベルグによる演奏会用エチュード/3つのサルスエラ舞曲/アラビア風奇想曲/朝の歌/オダリスクの踊り/夢/グラン・ホタ

第2部
バッハ:シャコンヌ ニ短調
レゴンディ:序奏とカプリス op.23
カステルヌオーヴォ・テデスコ:悪魔の奇想曲

アンコール
ヴィラ=ロボス:前奏曲第1番
ピアソラ〜ブローウェル:天使の死
タレガ:アルハンブラの思い出

明日からJTホール「ヴィラ=ロボスの夕べ」のリハーサルに入ります!
posted by 福田進一 at 23:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

万里の長城ツアーのあと…

ずいぶんブログを休んでしまいました。

前回は帰国前日に万里の長城に登ったまで、お伝えしました。
素晴らしい天気でしたが、長城〜八達嶺(はったつれい)の上は寒かったです。
壮大な風景はなかなか言葉では伝えられないものがあります。
これほどの建築物を造った中国人とその歴史にはやはり脅威をおぼえました。

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帰国して翌朝から王子ホールで鈴木秀美さん率いる古楽カルテットとボッケリーニの「マドリッドの夜警」のリハーサルでしたが、この日から8度5分の熱が5日も続きました。
当初、咳もくしゃみも出なかったので、まずは新型インフルエンザを疑ったのですが…
2度検査を受けましたが、結果はマイナスでただの「タチの悪い風邪」だったようです。

22日の本番は、なんとか無事に終えることが出来ました。メンバーがあまりに素晴らしいので、そのアンサンブルに入り込むうちに、熱があるのも忘れてしまいます。

結局、この週はほとんど練習出来ずに終わりました。
2日にリサイタルがあるというのに…

焦る間もなく、
30日はパリの友人アタナス・ウルクズノフの新しいプログラムによる素晴らしいリサイタルを聴きました。
そして31日は弦楽器フェアでの試奏コンサートで6台の新作ギターでタレガ・プログラムを演奏。

そして、あっという間に2日はハクジュ・ホールでのリサイタル。
朝日新聞の夕刊に記事が載ったおかげで、大勢の皆さんに聴いて頂きました。
ありがとう!

翌日3日は現代ギターの連載「セクエンツァに挑む」を執筆。4日に校了。

そして、今度はドイツから友人のギター・デュオ「グルーバー&マクラー」が来日。
今日6日は、GGサロンで彼らの完璧な演奏を聴きました。

明日は石岡市のギター文化館でマスタークラス。
明後日はリサイタルです。
http://guitar-bunkakan.com/

頑張るっきゃないですわーい(嬉しい顔)

11月はこのあと、以下の企画が続きます!
JTホールのヴィラ=ロボス企画
http://www.jti.co.jp/knowledge/arthall/schedule/index.html
大阪フェニックスホール
http://phoenixhall.jp/










posted by 福田進一 at 23:58| Comment(5) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月19日

万里の長城


昨日は大変な風の強い日でしたが、無事に午前中のマスタークラス(アサド:ウアレケーナ)と夜の演奏会(オール・タレガ・プログラム)を終えました。

今朝は快晴!8時には北京を出発し、万里の長城へ。
その凄いスケールに圧倒されましたが、何とか息を切らさず、上まで登れました!

写真は太陽光線が強すぎて、携帯のが上手く撮れなかったので、
明日帰国してからUPします。
posted by 福田進一 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月16日

北京にやってきました!

今朝、10時35分初のANAに乗って約4時間、北京にやって来ました。

こちらの北京中央音楽学院の陳志先生とは、22年前の「珠海国際ギターフェスティバル」以来の知り合いです。明日から3日間、こちらの音楽院でマスタークラスを持ちます。
陳先生の生徒は実力ある若手が多いので楽しみです。

早速、先生に夕食をごちそうになりましたわーい(嬉しい顔)

これ↓、なかなか美しい前菜です。
キュウリみたいな生野菜に巻いてあるのは
「豚の上あごの肉」だそうで…ああ、人間のもこういう風に段々になってますな。
んぐんぐ。コリコリしていて食感を楽しむ食いもんだなこりゃ。

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続いては、「鹿のアキレス腱の煮込み」
これはムッチムチのトッロトロ。
鹿なら、数年前に蝦夷子鹿のステーキというのは食べたけれど…
このアキレス腱もなんの臭みも脂っこさもなくて美味しかった!

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ちなみに真ん中の丸く写ってるのはニンニクです。

ああ、本気で美味いぞよ。
ますます太りそうもうやだ〜(悲しい顔)
帰ったら、本気でダイエットするぞ〜。(って、やれた試しがないけれどふらふら
posted by 福田進一 at 22:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 各地で出会った「うまいもん」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

ブローウェル「コンチェルト・ダ・レクイエム」のアジア初演は12月9日台北です!



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来る、12月9日
台北の国家音楽廟(蒋介石ホール)でブローウェル「コンチェルト・ダ・レクイエム」をアジア初演します。
このコンサート、第1部では台湾の若手 Jimmy Liu 君とのデュオでヴィヴァルディーの2つのマンドリンとオーケストラの為の協奏曲ト長調、そしてアランフェス。第2部がブローウェルが私のために書いてくれた独奏曲「悲歌」と「安魂協奏曲」というプログラムです。

今週16日〜20日は北京中央音楽院でマスタークラス、そして来月もリハーサルの為に台湾に行きます。アジアの活動が増えてきました。
posted by 福田進一 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月12日

九州ツアー中です。

9日は鹿児島復活教会でリサイタル。
美しい音響のこじんまりした素敵な教会でした。

その夜は打ち上げ(焼肉!)のあと、マネージャーの車で宮崎に移動し、ホテルに泊まり、翌10日の朝は宮崎県庁を訪ねました。

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噂どおり、東国原知事の看板がドンと置いてあって…
一緒に写真を撮ったのですが、残念ながらピンボケでした。

その夜は日向市の音楽堂で演奏会。
ここも大いに盛り上がりました。
九州のお客さんは熱いですね!







posted by 福田進一 at 18:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする