2008年08月13日

数年振りにセルジオ・アサドと…

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今回のGFA国際コンクールの本選課題曲はセルジオ・アサドに委嘱されました。
その作品「秋のワルツ」は約4分の小品。♯が6つというとんでもない調で書かれていますが、印象派風でまるでラヴェルの「優雅で感傷的なワルツ」を思い出させます。
セルジオは長年教えたシカゴから、ここのサンフランシスコの音楽院に移り、今秋から本格的にレッスンを開始します。すでに募集が始まり、生徒が殺到しているそうです。
彼とはパリコン以来ですから、27年の友人。
今日まで、私にソナタ、ジョビニアーナ4、ジョビン組曲、ガラタ塔、など沢山の曲を書いてくれました。
ちなみに今回の秋のワルツは、共通の友人バイロン・フォーゴの還暦を記念して作曲、献呈されました。カナダのドーバーマン社から出版されています。
バイロン・フォーゴといえば、今月の白寿フェスタでは彼のアレンジ(ジョビン:黄金の歳月、モジーニャ)を荘村さんと弾きます。
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2008年08月12日

GFAコンクール速報1 加藤早紀ちゃん(11)ジュニア部門で満点優勝!

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10日朝9時。
北京ではオリンピックが盛り上がっていますが、ここサンフランシスコの戦争祈念館にあるハーベスト・シアターでは、GFA(全米ギター協会)主催国際コンクールのジュニア(ユース)部門のファイナルが行われました。

私は夕方6時半からの19才以上シニア部門の審査員でしたが、
日本から加藤早紀ちゃん(11才)が参加しているので、朝から応援に行きました。
彼女の出たのは14才以下部門。

それにしてもコンクールのレベルの高さには驚きました。
技術だけ言えば、大人部門とそんなに差がありません。(言い過ぎかな)

やはり技術の完璧さ、音楽の流れの良さで早紀ちゃんを超える参加者はいませんでしたが、彼女の次に弾いたジョン=マルセル君(13/2位)の詩的で豊かな音楽性には感心しました。
ここアメリカでも、ギターの早期教育が確実に広まり、進化してきている証拠です。

ちなみに、早紀ちゃんはGFAコンクール始まって以来の100点満点(4人の審査員各25点ずつ)での優勝でした。

さらに15から18才部門でも、モーリー・マナーシーという女子高生(私より長身!)が優勝。

凄い時代になってきましたね?????`?i???_???????j


以下、ファイナルの出場者と曲目

《14才以下の部》

ヴィンセント・ターナー (USA/3位)
ブローウェル:戦士のハープ(黒いデカメロンより)
ソル:魔笛の主題による変奏曲

加藤早紀(日本/優勝)
ソル:アレグロ(アグアド編グランソロより)
ディアンス:フォーコ(リブラ・ソナチネより)

ジョン=マルセル・ウィリアムス(USA/2位)
ジュリアーニ:変奏曲 op.49
ディアンス:タンゴ・アン・スカイ

ケヴィン・シャーウィン(USA/4位)
バッハ:ジーグ(リュート組曲第1番より)
グラナドス:アンダルーサ

《15才から18才の部》

ティム・キャロブル(USA)
アルベニス:セビリア
ブローウェル:特徴的舞曲
ジュリアーニ:オテロの主題による変奏曲

ライアン・ヴォルスタッド(USA)
バッハ:サラバンドとガヴォット
タレガ:椿姫幻想曲
ディアンス:タンゴ・アン・スカイ

モリー・マナーシー(USA/優勝)
ウォルトン:バガテル第1番
バリオス:荘重なアレグロ(大聖堂より)
ディアンス:リブラ・ソナチネ

ウラディミール・ラシュマコフ(Russia)
アルベニス:カディス
オレコフ:古いロシアの歌による変奏曲
ソル:魔笛の主題による変奏曲

この部門は優勝以外の情報をメモし忘れました。ごめんなさい。

注目のシニア部門の結果は明日レポートします。
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2008年07月15日

ロマニロスさんも健在!

200807130929000.jpgコルドバでは、たくさんのゲストが私のコンサートを聴きに来て下さいました。特に製作家ホセ・ルイス・ロマニロスには初めて会う事が出来ました。今まで彼の楽器で「プラテーロと私」「ジョンゴ」「スペイン作品集3」 などを録音してきたので感激もひとしお。
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2008年07月09日

オダイル・アサド、ブローウェルの新作「ソナタ第2番」をスペイン初演!

shin&odair.JPGコルドバ国際ギターフェスティバル、今宵はテアトロ・コミコという小劇場でオダイル・アサドのソロ・リサイタルがありました。アサド兄弟と言えば、世界最高のデュオですが、この日は弟の一人舞台。「兄ちゃんがいないと手が震えるんだよ〜」と言いながらも素晴らしい演奏を繰り広げました。
特に注目はブローウェルがオダイルのために書いた新作の「ソナタ第2番」!
奥さんのフランソワーズが舞台に現れ「譜めくりスト」を務めましたが、その和気あいあいとした雰囲気も楽しく、素晴らしい熱演でした。
曲は単一楽章で約15分。最後の方でブラジルのリズムがハッキリ聴こえてきます。
すべての作品が被献呈者のポートレイトだとブローウェルが言っていますが、このソナタはまさしくオダイルの音楽そのものを反映した作品でした。
明日からのリハーサルが益々楽しみになってきました!???[???i?????????j
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2008年07月08日

レオ・ブローウェル健在!

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一昨日からレオ・ブローウェル夫妻、オダイル・アサド夫妻と一緒です。
レオさんは先月エアロ・バイクで運動中に負荷がかかりすぎて左足を痛めてしまい、今回は椅子に座っての指揮です。足以外は大変元気です。
すでに私抜きでオーケストラだけのリハーサルが始まっており、非常に良い調子だとのこと。明日からの本リハが楽しみです。
posted by 福田進一 at 22:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

コルドバに着きました!

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2日のフライトでマドリー経由、新幹線(AVE)で1時間50分かかってコルドバに着きました。昨日は友人ホアン・マヌエル・カニサレスのフラメンコ・コンサートを聴きました。
日中の気温は40℃近く。暑いです!でも日陰は涼しい。

明後日にはブローウェルが到着、マスタークラスとオーケストラ・リハーサルが始まります。

写真はメスキータの塔。突き抜けるような南国の空です!
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2008年07月03日

アタナス・ウルクズノフ夫妻

200806291929000.jpgパリではアタナス夫妻の家に滞在、お世話になりました。写真は地下鉄で見かけたニース国際ジャズフェスティバルの大ポスター。あまりに色とデザインが綺麗なので撮りました。
本日、パリからマドリッド経由でコルドバに移動です。
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2008年06月30日

レコーディング終了!

200806241747000.jpg一昨日、ストックホルムでのレコーディングが無事終了しました。連日の快晴に恵まれ、非常に純度の高い音が録れたと思います。
まだ内容は発表出来ませんが、さらにパワーアップしたフェルナンデス&福田にとって三枚目のデュオ・アルバムになっています。
発売は来春になりそうです。お楽しみに!
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2008年06月23日

スウェーデンに着きました!

一昨日、スウェーデンストックホルムに着きました。こちらは涼しい!というより寒いです。今夜は外気温が10度。
フェルナンデスさんも無事到着してリハーサルを開始しました。すべて順調です!
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2008年05月14日

ライン河の畔で

200805131157000.jpg昨日は、出発までたっぷり時間があったので、ライン河畔を歩いたり、モーゼル川との合流点にあるビア・ガーデンで時間を潰しました。の〜んびり

それにしても10日間のドイツ、連日の快晴で気持ち良かったです!
本日、無事帰国しました。東京は寒いですね〜
posted by 福田進一 at 23:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月13日

パヴェル

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昨日はフェスティバル最終日。マチネ・コンサートで久々にパヴェル・シュタイドルを聴きました。まさに名人芸の極地。非常に楽しく、簡潔で、かつてのサービス過剰の濃厚な音楽から上品に洗練されたものに変化してきているのは嬉しい事でした。メルツ、パガニーニ、ドメニコーニに加え、自作自演。
満場のスタンディング・オーベーションで終了しました!

その後マスタークラスで7人を教え、8時からモーゼル川の岸辺のオープン・エアで会食。
パヴェルを中心に再び盛り上がりました。
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2008年05月11日

ブローウェルの協奏曲世界初演!

m_0e0615168d10c0724ae64bdd0696dbb9.jpgブローウェルの新作協奏曲コンチェルト・ダ・レクイエム」は5月9日コブレンツのRhein-Mosel-Halleで無事世界初演を終えました。演奏の詳細は帰国してからゆっくりと書きます。
翌日から講演会、マスタークラスと忙しく動いています。

写真は今月発売のフランスギター雑誌「ギタール・クラシック」の表紙です。
posted by 福田進一 at 18:06| Comment(5) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

オケ・リハの日

今日1日しかリハーサルがないので大変です。
朝からアルバロ・ピエルリさんとオケのスタジオに行ってきました。

やはり前回のアランフェス録音で感じたのですが、ドイツのオケは重い!
テンポを引き締めないとどんどんギターが前に行ってしまいます。気をつけないと…

ブローウェルは、あの複雑なスコアがこうなるのかと、改めて作曲者の偉大さに感動しました。指揮者のバウマンさんは実に素晴らしい耳の持ち主です。
posted by 福田進一 at 01:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月08日

コブレンツ国際ギターフェスティバル第2夜&第3夜



第2夜はスコットランドの巨匠ディヴィッド・ラッセルの登場。
ますます磨きのかかった美音で聴衆を酔わせました。特に、クープランやレイエ等のフレンチ・バロックは装飾も鮮やかで素晴らしかったです。

プログラムは
アルカス:椿姫による幻想曲
クープラン:3つの小品(神秘のバリケードほか)
アルベニス:マジョルカ&マラゲーニャ
アジャラ:南米組曲
―休憩―
ジャン・バティスト・レイエ:組曲第1番
Ben Verdery:Now and Ever
Philip Rosheger:ワルツ第7番、子守唄、グッドラック・ワルツ

新曲のウ゛ァーデリーの作品は変則調弦で高音域だけカポタストを使用する難曲でしたが、見事な演奏で本人も御満悦。まさに巨匠の至芸といえる演奏会でした

第3夜は、イタリアのアニエロ・デジデリオとクロアチアのゾーラン・ドゥキッチによるジョイント・リサイタル。次世代のトップ2人の溌剌とした演奏にフェスティバルの興奮が一気に盛り上がりました。

プログラムは

アニエロ・デジデリオ
ダウランド:メランコリー・ガリアルドとハンスドン夫人のパフ
ブリテン:ノクターナル
ウォルトン:3つのバガテル
ジュリアーニ:ロッシニアーナ第1番 op.119

―休憩―

ゾーラン・ドゥキッチ
ホセ:ソナタ
テデスコ:ゴヤのカプリチョから5曲
リョベート:ロマンス&スケルツォ・ワルツ
ピアソラ〜アサド:ブエノスアイレスの冬

アンコールは、2人の2重奏
ドメニコーニ:サーカス・ミュージック

非常にダイナミックに能動的に聴かせようとするデジデリオに対して、精密に楽譜を忠実に読み取り、かつ豊かな表現のドゥキッチという好対照の2人でした。やはり、音楽的な評価はドゥキッチに軍配が上がった感じでした。
しかし、アンコールでは2人のあまりの芸達者ぶりに場内は大興奮の渦。
楽しいコンサートでした。

明日は朝からオーケストラとのリハーサルです。
頑張ります!
posted by 福田進一 at 07:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月06日

フェスティバル開幕


フェスティバル初日はポーランドの話題の新鋭マルシン・ディラ(Marcin Dilla)

プログラムは
タンスマン:スクリャービンの主題による変奏曲
ポンセ:ソナタ・ロマンティカ
ニコラス・モー:ミュージック・オヴ・メモリー

300席ほどの会場は響きも良く、満席のお客さんで盛り上がりました。
マルシンは、近年オスカー・ギリアが教えた最も優秀な弟子とみなされています。
なるほど!これでもか、と良く動く指と驚異的な集中力で聴衆を圧倒しました。
イギリスの作曲家Nichoras Maw (1935-) はメンデルスゾーンを主題にした20分以上の大作。これを暗譜する記憶力にも降参です。
初日から良いスタートでした。
posted by 福田進一 at 14:48| Comment(1) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月05日

コブレンツに着きました!

200805051047000.jpg昨晩フランクフルトに到着。約1時間40分で北ドイツのコブレンツに到着しました。早速、ディヴィッド・ラッセル夫妻、イギリスのロバート・ブライトモアらに会いました。一夜明けて、朝からミーティング。30年来の知人フーバート・ケッペルや、20年前にイスラエルで御世話になったテルアビブ音楽院のヨゼフ・ウルシャルミに再会。なつかしい同窓会に出席している気分です。
写真は宿泊のメルキュール・ホテルから。ドイツは快晴です!
posted by 福田進一 at 17:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月28日

アランフェス本番、無事終了!

アントニー国際ギターフェスティバル

第一部
アタナス・ウルクズノフ/フルートとギターのための作品集(共演小倉美英)
ウルクズノフ:ギター協奏曲(世界初演/ピエール・ドゥブッセ指揮アンサンブル・イティネレール)
第二部
福田進一
ソル〜アグアド編:グラン・ソロ
ブローウェル:ハープと影
ロドリゴ:アランフェス協奏曲
(ピエール・ドゥブッセ指揮オルケストラ・ドゥ・グラン・レペルトワール)

満席の聴衆から熱い拍手を頂きました。鳴り止まない拍手に応えてファリャ:ドビュッシー讃歌と粉屋の踊りをアンコール演奏。
楽しい演奏会でした。ウルクズノフの新作協奏曲も複雑なリズムと音響を見事にこなした快演でした。アンサンブル・イティネレールはパリでも屈指の現代音楽アンサンブルです。ウルクズノフとの共演は彼のキャリアに新しい方向性を与える事でしょう。
1週間のパリ滞在も、あっという間です。明日、夕方のフライトで帰国します!
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2008年03月26日

オーケストラ・リハーサル

200803251133000.jpg今日は、朝10時からオーケストラリハーサル。和気あいあいの良い雰囲気でした。メンバーの大半がアントニー音楽院の先生なので、しっかり手堅いサポートでした。午後2時からマスタークラス。5人の生徒を武満作品中心に2時間半教えて、クタクタです〜
posted by 福田進一 at 01:29| Comment(3) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月24日

ウ゛ェリブ

200803231658000.jpg先の投稿に一年半ぶりのパリと書きましたが、一年ぶりでした。去年の今頃にもドイツのボン、その後アントニーでリサイタルしていました。なんだか記憶力が落ちてますね。
久々のパリで驚いたのは、ヴェリブ(Velib)という自転車貸出システム。たぶん自転車+自由の合成語です。街角のステーションで、簡単に借りられる自転車30分1ユーロが基本で、どこのステーションにも返却出来ます。頭良い!これは新市長の発案で、昨夏始まった非常に便利なシステムで市民に好評だそうです。
一度乗ってみようかなあ・・・
posted by 福田進一 at 01:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月16日

台北市国家音楽廟でのコンサート

P1020520.JPG昨夜は、台北の国家音楽廟蒋介石シアター(約2千席)でのコンサート
ハーモニカの和谷泰扶、台湾の若手ギタリストJimmy Liu、そしてElegant Art弦楽四重奏団との共演でした。

写真は今回のために委嘱した啼鵬さん編曲のピアソラブエノスアイレスの冬」「エスクアロ(鮫)」の演奏風景。満場の聴衆から熱い拍手を頂きました。
台湾の若手弦楽奏者達も素晴らしかったのですが、啼鵬さんの編曲が洒落ていて(曲中、ヴィヴァルディーの冬、クリスマスソングの引用あり)大好評でした。



posted by 福田進一 at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする